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石脇まちあるき

秋田でも暑い日が続いていますね。

さてそんな暑い中ですが、あきまちでは、7/21(土)に石脇まち歩きを行いました。

由利本荘市石脇にある、通称石脇通りは、古くから湧き水が豊富で、醸造業で栄えた歴史ある通りです。古い町家が残る、趣のあるまちなみです。

また、日本遺産「北前船寄港地・船主集落」に登録され、全国から注目を浴びています。

一方で、私たちの大学から徒歩15分程度の距離なので、とても身近な場所でもあります。そんな石脇通りを、新入部員にも知ってもらい、かつ自分たちも再確認し、今後のあきまちの活動に繋げるために、前年度に引き続きまちあるきを企画しました。

まずは、石脇の端にある、部員2名がシェアハウスしているNPO事務所からスタート。

そして、雪の茅舎、由利正宗でおなじみの齋彌酒造店さんへ。

湧き水を利用し、こだわりの製法でここにしかない日本酒がつくられていることがわかりました。毎日全国から観光やビジネスで来客があり、知名度や評判がとても高いことがうかがえました。しかし、わざわざ遠くから来た人に、「本荘は、もうみるところないよね。」と言われてしまうことが悔しいとおっしゃっていました。

次に、ヤマキチヤマキチ味噌醤油醸造元さんへうかがいました。

歴史ある木造の工場の中は、味噌、醤油の良い香りがしました。工場の中には菌が住み着いていて、ここでしかつくられない味ということでした。実は隣には有限会社マルイチしょうゆみそ醸造元さんがありますが、全く味がちがうとのことでした。また、全国に市販されている醤油より秋田のものは甘く、秋田での需要が高いとのことでした。

ここでお昼をはさみました。お昼は、いつもお世話になっている本荘うどんさんのうどんを公徳館でゆでて、いただきました。

最後に、有限会社マルイチしょうゆみそ醸造元さんへうかがいました。工場見学をさせていただき、その後社長さんと座談会をしました。マルイチさんでは糸カボチャの味噌漬けなどもつくっており、その糸カボチャは石脇でとれたものとのことでした。マルイチの社長さんは本荘駅前市場の大家さんでもあり、朝市・昼市の話題にもなりました。朝市の野菜で、マルイチさんの浅漬けのもとと甘酒で漬けた漬け物は絶品とのことで、部員一同興味津々でした。

秋田県ではあきた発酵ツーリズム(http://hakko.akita-kenmin.jp/)という発酵食文化を誘客に活用する取り組みが始まっており、今後国内外からたくさんの観光客訪れると思われます。そんな中、私たちは地域資源をもっと活用し、秋田を元気にするために何ができるか考えていく必要があると感じました。

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